知らないよりは知るほうがいい。かも。

分散登校も今週から週4回。

ようやくうちの4年生と1年生の登校時間が被り

姉妹で登校できるようになったため

私が学校まで送るのもお役御免となった。嬉しい。

(学童のお迎えはしばらく続くが)

 

土日に週明けの締め切りを片付けて

今日は誰もいない午前中、映画を観に行くことに。

2月の後半に『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』を観て以来だ!

 

というわけで今年のアカデミー賞

長編ドキュメンタリーにもノミネートされた

『娘は戦場で生まれた』と、その続きで上映される

デンマーク映画『罪と女王』を観る。

 

『娘は…』はシリア内戦のドキュメンタリーなので

正直「今は笑える明るい映画が観たいな…」と思いつつ鑑賞。

 

 

【あらすじ】(映画.com より)

内戦の続くシリアでスマホで映像を撮り始めた女学生がやがて母となり、娘のために生きた証を残そうとカメラを回し続ける姿を捉え、カンヌ国際映画祭など各国の映画祭で高い評価を得たドキュメンタリー。ジャーナリストに憧れる学生ワアドは、デモ運動への参加をきっかけにスマホで映像を撮り始める。やがて医師を目指す若者ハムザと出会い、夫婦となった2人の間に、新しい命が誕生する。多くの命が失われる中で生まれた娘に、平和への願いをこめて「空」を意味するサマと名づけたワアド。その願いとは裏腹に内戦は激化し、都市は破壊され、ハムザの病院は街で最後の医療機関となる。明日をも知れぬ身で母となったワアドは、家族や愛する人のために生きた証を映像として残そうと決意する。第92回アカデミー長編ドキュメンタリー賞ノミネート。

 

 

こんなに「早く終わらないかな」と思った映画は初めてだわ。

民主化を求める一般市民をアサド政権が爆弾や化学兵器で攻撃し

病院には瀕死やすでになくなった人々が次々に運ばれてくる。

その中には子どもも多くいて、何度も目を背けてしまった。

 

これが昔の話ではなく、ここ10年くらいの話で(メインは2016年)

今もこの内戦は終わっていない。

 

今、自分のいる現実と地続きで紛争や貧困の続く地域があるのは

うっすら認識しているが「そんな国に生まれなくてよかった」という

最低な感想しか持っていない私。

 

なので、こういうドキュメンタリー映画を観るたび

「そんな国の人にできることはなにもないし

結局映画という娯楽として消費しているだけだよな」

と、後ろめたい気持ちになる。

 

 

アワド監督はシリアの現状を当時からリアルタイムで

ネットに投稿し続けていたのだが

『数千万人が私の投稿を見てる<視聴回数6800万回>なのに誰も政権を止めない』

と映画の中で語っている。

 

私も所詮その一人なんだけど、何もできないんだけど、

これを読んで誰か一人でもこの映画を観に行ってくれたらな、と思って書きました。

パンフレットも併せて読むと、ほんの少しだけど

この内戦に対して知ることができるよ。

 

 

 

ちなみに最近BSでも放送された韓国映画『タクシー運転手』も

1980年に光州で起きた民主化を求める民衆蜂起の実話がもとなんだけど、

この映画では光州の惨状を収めたVTRが全世界に放送されたことが

韓国民主化の大きな一歩になったと描かれている。

 

この映画もそんな一歩になればいいな…。

 

 

そういやこの「首回りゴワゴワ状態」で

忘れ物届けに小学校にも行ったんだっけ…。